培地4成分測定キット
内容
・D-グルコース測定用試薬
(グルコース試薬 A液10 mL・グルコース試薬 B液10 mL・D-グルコース標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・L-乳酸測定用試薬
(乳酸試薬 A液10 mL・乳酸試薬 B液10 mL・L-乳酸標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・L-グルタミン酸測定用試薬
(グルタミン酸 A液10 mL・グルタミン酸 B液10 mL・L-グルタミン酸標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・L-グルタミン測定用試薬
(グルタミン A液10 mL・グルタミン B液10 mL
・リザーバー 6個
・マイクロプレート(96穴) 5枚
測定回数
各100回
使用目的
試料中のD-グルコース、L-乳酸、L-グルタミン酸、L-グルタミンの測定
保存条件
冷蔵
販売価格
132,000円(税込・送料別)
使用期限
納品後6か月
培地3成分測定キット
内容
・D-グルコース測定用試薬
(グルコース試薬 A液10 mL・グルコース試薬 B液10 mL・D-グルコース標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・L-乳酸測定用試薬
(乳酸 A液10 mL・乳酸 B液10 mL・L-乳酸標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・L-グルタミン測定用試薬
(グルタミンA 液10 mL・グルタミン B液10 mL・標準液(10 mmol/L)1.5 mL)
・リザーバー 4個
・マイクロプレート(96穴) 5枚
測定回数
各100回
使用目的
試料中のD-グルコース、L-乳酸、L-グルタミンの測定
保存条件
冷蔵
販売価格
99,000円(税込・送料別)
使用期限
箱側面に記載
注意事項
- 試薬は、冷蔵庫で保管してください。
- 測定する時は、 試薬を室温に戻してから使用して下さい。
- 本キットの各測定法では、B液添加後 10分以内に発色がエンドポイントに到達します。発色反応の時間(10分) を厳密に管理する ことで 、より信頼性の高い測定となります。
- 推奨する測定波長は555 nmですが 、 540~570nmの範囲でも測定ができます。
- 試料中に含まれるフェノールレッドは、15 mg/L以下の濃度であれば測定に影響を与えません。
L—グルタミン測定について
- L-グルタミン測定の標準液はL— グルタミン酸測定と同じ標準液(L-グルタミン酸1 0mmol/L)を用います。
- L-グルタミン試薬を用いた「ワンステップ室温測定」で得られる測定値はL—グルタミンと L—グルタミン酸の合計濃度です。測定後にL—グルタミン酸濃度を差し引く必要があります。
- L-グルタミンを単独で測定する場合(L-グルタミン酸測定を同時 に行わない場合)の測定方法は、 手順が異なりますのでキット付属の手順書を参照して下さい。
測定原理
D-グルコース測定
グルコースオキシダーゼがD-グルコースを酸化しD-グルコースと同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555 nm)に呈色する。
L-乳酸測定
乳酸オキシダーゼがL- 乳酸を酸化しL- 乳酸と同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555 nm)に呈色する。
Lーグルタミン酸測定
グルタミン酸オキシダーゼがL グルタミン酸を酸化しL-グルタミン酸と同じモル当量の過酸化水素を生成する。同時にペルオキシダーゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555 nm)に呈色する。
L-グルタミン測定
グルタミナーゼがL- グルタミンをL- グルタミン酸へ変換する。カタラーゼを阻害する。グルタミン酸オキシダーゼがL- グルタミン酸を酸化し、L- グルタミンと同じモル当量の過酸化水素を生成する。縮合生成物が青紫色を呈色(555 nm) する。同時にペルオキシターゼの作用で、過酸化水素が発色剤を酸化的に縮合させ青紫色(555 nm)に呈色する。
試料の調製
D-グルコース測定 / L-乳酸測定 / L-グルタミン酸測定
試料は測定対象物質の濃度が、およそ0.05~2.5 mmol/L の範囲になるよう調製する。
L-グルタミン測定
試料はL-グルタミンとL-グルタミン酸濃度の総和が,およそ0.05~2.5 mmol/Lの範囲になるよう調製する。
標準液の調製(全ての測定に共通)
D-グルコース測定 / L-乳酸測定 / L-グルタミン酸測定 / L-グルタミン測定
各測定キットに付属している標準液(10 mmol/L)を希釈して使用する。なお、L-グルタミン測定にはL-グルタミン酸標準液を用いる。
- ① 10 mmol/L 標準液 100 µLを純水300 µLで希釈し、2.5 mmol/L標準液を調製する。
- ② 10 mmol/L 標準液 100 µLを純水400 µLで希釈し、2 mmol/L標準液を調製する。
- ③ 10 mmol/L 標準液 75 µLを純水425 µLで希釈し、1.5 mmol/L標準液を調製する。
- ④ 2 mmol/L標準液を純水で順次2倍希釈し、1、0.5、0.25、0.125 mmol/L標準液を調製する。
- ⑤ 0 mmol/L標準液には純水を使用する。
測定手順
D-グルコース測定 / L-乳酸測定
① 必要量の試薬A液とB液を1: 1で混合する。
(1ウェルあたりの必要量は各100 µLずつ)
※混合液は保存せず調製当日中に使いきること。
- ② 標準液と試料をそれぞれ10 µLずつ各ウェルに入れる。
- ③ 試薬混合液200 µLを添加し、室温で10分間反応させる。
- ④ プレートリーダーにて555 nmの吸光度を測定する。
濃度計算
Dーグルコース測定/L-乳酸測定/L-グルタミン酸測定
- ① 標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。
- ② 試料中の測定対象物質濃度を検量線より算出する。
L-グルタミン測定
L-グルタミン試薬を用いた場合の測定値はL-ルタミンとL-グルタミン酸の合計濃度となる。 測定値から L-グルタミン酸濃度を差し引くことでL— グルタミン濃度を求める。
- ① 標準液の濃度と吸光度より検量線を得る。試料中のL— グルタミンとL— グルタミン酸の合計濃度①を検量線より算出する。
- ② L-グルタミンとL—グルタミン酸の合計濃度(①)から、同時に測定したL-グルタミン酸濃度を差し引き、L-グルタミン濃度を算出する。
参考データ
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